この大会、第4回ということで以前からあったようですが、広く参加者の募集をしたのは今回が初めてのようです。8年前から札幌に住んでいる私でも今年初めてこの大会の存在を知りました。札幌から日帰りのできるOWSということで早速申し込みをしてみました。
ところが、今年の北海道(だけではないかもしれませんが)の7月は異常に涼しく、申し込みはしたものの水温が低いのではとかなり不安でした。
レース当日の朝、天気は7 月以来の天気の悪さを引きずっていて雨でした。札幌から洞爺湖までは車で2時間ほどかかるので、受付時刻の8 時45 分には間に合わせようとちょっと早起きをして朝6 時過ぎの出発でした。札幌から洞爺湖へ向かう国道230 号の中山峠からは晴れた日には羊蹄山がきれいに見えるのですが、上の写真の通り全く見えませんでした。
会場のある洞爺湖畔の浮身堂そばのキャンプ場に着いたときには雨は降ったりやんだりの状況でした。ちょっと早めについたせいか参加者はまだまばらで、スタッフが忙しそうに準備をしていました。駐車場に車を止めたら私の方を見ている人がいたので誰かと思ったら、以前私がトライアスロンをやっていた頃の仲間で、数年ぶりに会いました。会場を見渡すと参加者は北海道のトライアスロン愛好者が多かったようです。車を降りて会場内をしばらく歩いていたら、JWLAのY氏夫妻とティーダさんのご主人のM 氏に会いました。東京からOWSのために北海道に来る人はいないだろうと思っていましたが、いたのにはちょっとびっくりしました。
さて、問題のコンディションですが気温は19 度(伊達市)、水温も19 度ということで、不安が的中しました。この時点で、本当に泳ぐか止めるか迷いました。とりあえず受付をするとゼッケンは何と700 番と切りのいい数字だったので、出るからにはがんばらなければと思いました。
さすがに、この水温では参加者の半数以上はウエットスーツを着ての出場でした。私はウエットスーツを持っていないので、水着のみでの参加となり、この水温で泳げるかどうか不安になりました。ところが、Y 氏とM 氏曰く今年の相良も19 度だったということなので、ひょっとしたら行けるかなとも思い始めました。まわりを見たら結構水着のみの参加者もいて、自分の仲間がいるとちょっとほっとしました。
そうこうしているうちにコース説明も始まりました。今回のコースは750mの5 角形を回るコースで、水中スタートで1500mの部は2 周、800mの部は1500m のスタートの50m後方からスタートして1 周のコースでした。
スタート5 分前、この時点でようやく重い腰を上げ、スタートとなる水中に入りました。こういう水の冷たいときこそアップはしっかりしないといけないんですけどね。さすがに19 度の水温は肌を刺し、若干鳥肌も立っていたような気もします。さあ覚悟と試しに泳いでみたら思ったよりも泳げて、何とか行けるかなと思いました。ここで私が心に決めたのは絶対に慌てないこと、そして駄目だと思ったらすぐに止めること、その2 点でした。
いよいよスタートの時間になりました。スタートは当日に変更があり、1500mの部と50m後方から800mの部が一斉にスタートしました。スタートの位置取りはなぜか水着のみの選手がほとんど後方に並んでいました。私も若干後方目からのスタートでした。
参加者が少なくバトルはほとんどないようでした。私はいつものことながら、そして絶対慌てないと後方から落ち着いてスタートしました。序盤はとにかく自分のペースをつくることに専念しました。泳ぎ出すと不思議なもので、3 分も泳ぐと体が水温に慣れてきて、脚の動きが若干悪い程度で気持ちよく泳げるようになってきたのでした。調子が出てきたらこっちのもので、時にはウエットスーツを着た選手をも追い抜くこともありました。 この大会、会場が洞爺湖ということで水は淡水でしょっぱくなく、水深もコースの半分くらいは足のつく深さで、当日は波、流れがほとんどなく、天然のプールを泳いでいるようでした。流れがなかったのでコース取りが比較的簡単で大幅に外れることはなかったような気がします。水温の条件さえ整えばOWSデビュー戦にもいいかもしれないと思いました。
1 周を終え、私のまわりに他の選手が見当たらなくなってきました。このときには何とかもう1周は行けそうな気がしました。
さすがに2 週目の後半になって脚の動き悪くなっている感覚が強くなりはじめたので、途中で平泳ぎをまじえながら、ゴールに帰り着くために、脚の感覚が保てるよう努めました。最後のコーナーを曲がって岸に向かうときに前を泳いでいる選手を見つけ、とにかく追いつけるところまで追いついていこうとラストスパートをかけ始めました。スパートの甲斐あって岸にたどり着いた時点で前の選手に追いつきました。その選手よく見たら外国人の女性の選手で、結果を聞いたら40 代の部で優勝した選手でした。岸での立ち上がりが私の方が速かったのでゴールゲートまでにはついに逆転しました。
ゴールで到着順の番号札を受け取り、本部で渡すと順位がわかるようになっているのですが、結局総合7 位、入賞まであと一歩及びませんでした。年代別でも4 位とこれまた一歩及びませんでした。去年もこういうパターンが多かったような気がします。この水温の低さのせいかどうかはわかりませんが、年代別の優勝者は女性が多かったような気がします。
惜しくも入賞はダブルで逃したけれど、この厳しい条件で無事完泳できたこと、入賞するかしないかまで力がついてきたことによしとしましょう。無事に戻ってさえ来れば、次回は自分にチャンスは来るかもしれないしね。
1500mの部と800mの部の終了後、キッズアクアスロンと300m×3 人のリレーが行われました。アクアスロンを泳ぎ走る子供たちを見ていたら、この子たちがOWS やトライアスロンの将来を支えるのかなとちょっと期待がふくらみました。将来彼らと一緒にOWSを泳ぐのかな。
リレーのほうは水温に低さからか出場4チームと今ひとつ盛り上がりに欠けたような気がします。
レースが全て終了したら、自分ではさむバーベキューサンドの昼食です。この昼食代も参加費に含まれていました。バーベキューの味のもよく、参加者からは好評でした。ただ、海の浜みたいなところだと砂でこういうのはやりづらいだろうね、ここならではですよとY さん。 昼食がすんだら、残るは表彰式です。といっても、私は完泳証をいただいて、すぐ帰路につきました。会場から車で15 分くらいのところに洞爺湖の温泉街があり、体も冷えていたので温泉で一風呂というのも一手でしたが、何故かすぐ帰路についてしまいました。
さあ、来年はどうしようかな。
でも、札幌から日帰りで泳げるOWS なんてそうないから出るんだろうなあ。
最後に、これを読んで来年は洞爺湖へ行ってみようと思った方がいたら、ウエットスーツ持参がお薦めですよ。
でも、自分はまた水着1枚なんだろうなあ。
By hina |