オープンウォータスイミング関連、お勧め書籍
舵社出版
「松崎裕子・Marathon swimming my fun journey」

快適スイムライフ応援マガジン
swim

大修館書店
オープンウォータースイミング教本

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 オープンウォータスイミング(OWS)の 試合に参加するにあたり・・・

特に初めて参加される方は、「自然を相手にするのだ。」という事をまず念頭において下さい。室内プールのように全て管理された状況下ではなく、自然のフィールド上で行われる大会です。コース毎のラインやロープもなく水も管理されたものではありません。特に海水の場合は間違って呑み込むとかなり苦しくなる場合もあります。
また、体調がおかしくなった場合にでも助けが直ぐ来れない時もあります。
そして、魚、クラゲ、鮫やクジラまでも・・・、水中の生物からみれば人間はエイリアンですね。
また、オープンウォーターのフィールド上では流れや波、風もあります。無理をせず試合にのぞむと共に、参加するまでの準備もしっかり行って下さい。

大会当日か前日に初めて海で泳ぐ等というのも以ての外で、焦らず夏の暖かいシーズンに海で監視員やライフセイバーの目の届く範囲(決められた区域内)で経験者と練習する事からはじめて下さい。

特にこのOWS大会の場合不慮の事故に対する自己責任が叫ばれています。
自己責任にはたとえ熟練者であれど体調が不調な時は自分から棄権する事も含まれると考えます。
これからもOWSが日本で定着し普及していくよう主催者や参加者が協力し事故のない大会が開催される事を願います。

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 サマーシーズンに贈るOWスイマーズ陸上ファッション
上は、日焼けを防ぐため長袖Tシャツ。 (綿100%のものは手に入りやすく肌触りもよいのですが、汗をかいて濡れると冷える原因になります。最近は素材も色々工夫され濡れても綿ほど冷えないものや、速乾性の高い物が発売されていますね。)
そして強いエアコン等の為に肩が冷えないよう上に半袖Tシャツを重ね着。
下は、涼しさを求め短パン。
靴は現地到着後すぐに波打ち際に行けるようスポーツサンダル。(これでビーチサンダルを携帯する必要もない。)
帽子はつばが広めの帽子か野球帽タイプの涼しめのもので風や日差しに強いものが良いですね。
野球帽タイプにした場合は日差しが強い時、首の後をタオル等で隠す事を忘れずに。

ポイントは日焼けしにくく暑くない、なおかつ体を(特に肩を)冷やさないような服装を心がけるところがポイントですね。

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 試合直前の食べ物について

沖縄大会で朝しっかり朝食をとっておらず、まわりに売店や海の家もなく、ひもじい思いをしていた時に大会協賛の会社が丁度ゼリー飲料を販売していました。
それを2つ買って飲んだところ、しっかり空腹感もおさまり試合中も良い感じ。これ以来私はゼリー飲料のファンになってしまいました。今は大会当日はしっかり2個以上用意するようにしています。

ただ、中には逆に気持ち悪くなった・・・。という人もいるので、まだ飲んだ事の無いかたは、一度試してから・・・。

私の場合、朝食を食べ過ぎると試合中に闘志が沸いてきません(^^;
パン中心の軽い朝食を早めにとり、試合開始1時間ぐらい前にゼリー飲料を1個か2個飲む位がベストです。

そして、試合前にもう一つ気を付けておきたいのが、水と生もの。
日本国内であれば最近は水道がしっかり整備されてさほど気にする必要もないと思うのですが、 やはり慣れない地方での生水、生ものは避けるほうが懸命かと。
特に大会では長時間海水に浸かり冷える事もある為お腹の具合も心配です。

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 クラゲ
刺された場合、まずは出来る限りその部分にさわらないように、手で触れると針が他の部分に移りひどくなる場合があるようです。

また、レースに夢中になっている時は難しいのですが、レース途中でも発見したら出来るだけ近づかない事が懸命ですね。クラゲの場合全く追いかける能力は無いに等しいので、こちらから近づかない限り安全です。
 日焼け

長時間日にさらされるので日焼け止めを塗る事をお勧めします。
特に背中から首の後ろを念入りに、順番としては日焼け止めを塗ってからワセリン。あと顔も案外焼けます。 おでこに入った一直線の日焼けのラインは、オープンウォータースイマーの証かも。
ただ、通常の大会の場合、泳いでいて焼けるよりも試合の前後に焼ける事も多いのでレースが終わってからの日焼け止め対策も重要かと。

私の場合、ひどい時は日焼け止めを塗っても試合後2、3日は日焼けの痛みが残っていたので、最近は試合間近になったらフィットネスクラブのタンニングで何回か事前に焼いています。これは試合後日焼けであまり痛くならず有効でした。

そして、日焼けをしてしまったらお薦めは「ヒリピタクール」とビタミンC入りの目薬、あとビタミンCの錠剤といった所でしょうか・・・。

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 蛇行

海の場合は普段練習しているプールと違い、レーンもコースロープも無いので蛇行するのが普通・・・といって蛇行した時のタイムロスや精神的ダメージは案外ばかにできません。 また逆に意識しすぎると速度の低下にもつながります。

そのため ヘッドアップのクロールや、息継ぎ直前の前方確認を普段のプールでの練習に入れる事をお勧めします。
特に泳ぐことに専念してしまうと曲がっている事が多いので、実際の試合の時でも慣れないうちは頻繁に目標を確認する事をお勧めします。慣れてくると自分に合った確認すればよい間隔がつかめてきます。

試合前に海などで練習する場合でも目標物を決め、それに向かって真っ直ぐ進めるようにする練習も効果的!(ただ、海で泳ぐ事に慣れていないうちは海水浴場など、監視員の目の届くエリア内で焦らずゆっくりと・・・、練習も単独では行わないようにしましょう)

少し上級のテクニックとしては、更に後方の目標物も確認しておき、最短のラインから自分が左右のどちらに流されているかも確認し泳ぐ方向を修正出来るとベストですね。

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 目標物

ブイが沢山設置されている大会では問題無いのですが、中には長い距離無い場合もあります。その為、進行方向の先にある動かない目標物(山や建物)を決めて泳ぐ事が必要になります。

また、海岸と平行に泳ぐ場合や沖に向かう場合は、先にブイどころか、目標物も見えないない時があり、この場合はやむなく他のモノを目標としなければならないのですが、落ち着いて波の盛り上がった所で前方を確認するとブイなどが見える場合が多いのです。
ただ、それでも確認できない場合は他の選手やライフセイバーの位置、太陽の方向などが参考になってくるのですが、やはりしっかりした目標物が見えるまでは頻繁に確認する事をお勧めします。

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 下半身の沈み

普段の水泳でも初心者の多くが指摘される部分ですが、 泳いでいる時に下半身や腰が沈む事は大きなタイムロスに繋がります。特にオープンウォーターの場合目標確認のため頭を上げることが多く、その為に下半身が沈んだ姿勢のまま泳いでしまう事が多くなります。ヘッドアップの練習でも体を水平に保てるように練習する事が必要ですね。

そう、そして流れの速い海などでは下半身が沈んでいる場合さらに大きな抵抗となりペースが遅くなります。

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 スタート前のポジション

スタート前、どの位置に立つかはその後のレース運びに案外重要な影響をあたえます。
少人数(30人以下)の場合はさほど問題は無いのですが、 自分と同時にスタートする人数が100人以上になってくるとスタート前のポジションを選ぶ事がとても重要になって来ます。

まわりの人達が自分より早いのか遅いのか。
レース展開で最初はダッシュも覚悟しているのか、イーブンペースでいくのか。
また、レース開始直後のバトルを楽しめる位の余裕があるか。
等々・・・。

ちなみに300人以上の同時スタートになると、スタートしてから最後の人が海に入るまで案外時間がかかります。
バトルは避けたいといってもタイムを気にする場合、一番後方に並んでは大きなタイムロス。その場合は左か右端に並びスタートの合図後、走る方向も真っ直ぐ目標に向かって走るのではなく少し外側の方向に走るのも有効です。

まあ、中にはバトルもOWSの醍醐味というかたもおられるかと。その場合はポジションも是非集団の中心に(^O^;

そして、あくまでも上位を目指す方は、やはり集団の前方にポジションをとる事をお勧めします。(この場合も出来る限り外側に並ぶのがベストだとおもいますが)ただ、後方からの集団に巻き込まれタイムロスしないため、少々のダッシュぐらいではバテない力も鍛えてから!

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 バトル

スタート時の位置を如何に工夫しようともやはり避けられないバトル。
まあ、スタート後45°ぐらい目標と違う方向に進んでいけば避けられるかも知れませんが・・・、中には気付かず付いてくる人もいるかもしれない(^^; このOWSというスポーツ、案外そうゆう人が多いのも不思議、また、トップの人に付いていったからといって必ずしもその人のコースが正しいとは限らない競技なのです。

故意では無くともゴーグルをとられる事もしばしばとか。(私は経験ないのですが)
最近は多人数での男女同時スタートは殆ど無いようなのですが、女性のかたで水着の中まで手が入ってきたという話も。
ただ、少ない人数(30人から50人位、30人以下であればさほど問題ないかと)でのスタート時でも普通の競泳とは違い人と接触するのは止む終えない事。ですから、どうしても接触を極力抑えたい場合は先頭でダッシュし振り切るか、一番最後からゆっくりスタートするかになります。

私も初めて参加した三浦の遠泳大会では、入水直後、人の上でクロールしていて後からも乗っかられている様な状況に遭いました。 私の場合40才以上の部だったのでまだ良いのですが、40才以下の男子の部となるとチョット恐ろしい。
特に普通、海で泳いだ経験や、人に叩かれた経験があっても、海で叩かれた経験のある人はOWS経験者でなければ殆どいない筈ですし、やはり無事完泳する為にも集団の中心は避けたいですね。
で、練習方法はボクシング!
というのは冗談ですが、 足だけで立ち泳ぎをしながらゴーグルを直せる位は出来るように!
あとは兎に角、泳ぎ初めても集団の中に飛び込んでいかない冷静さを身につける事でしょうか・・・。

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 小判鮫(ドラフティング)

バトルのところでも少し書きましたが、自分より早く泳げる人がOWSの実力のある人とは限らないのがこの競技の面白いところ、またやり甲斐のあるところのひとつなのかも知れません。

スタートのバトルも終わり、まわりのスイマーも疎らになってくるとマラソンと同じように集団が出来、自分と同じぐらいのペースの人がたいてい見つかります。自分が目標を確認してその集団を引っ張っていける位の気合いがあれば良いのですが、 疲れてきたりエネルギーをロスしないようにと思うと、どうしても他の選手に方向確認を任せてしまう事があります。

実際にロスも減ると思うのですが、その集団を引っ張っている選手が方向を間違えると皆そちらに連れて行かれてしまいます。しかし、あらぬ方向へ招かれてしまった時の悔しさや情けなさも凄いロス。

小判鮫(ドラフティング)をする時でも必ず方向確認は怠らないように。

あと小判鮫(ドラフティング)で気を付けなければいけないのは、その集団もしくは人のペースが落ちてもなかなか直ぐには気付かず、自分のペースまで落ちてしまう事です。 集団に構わず追いこしていこうとすると力んで逆にロスもするのですが、自分のペースをしっかり保てるとジワジワと追い越し離して行く事も出来ます。
普段からイーブンペースで泳ぐトレーニングもして自分のペースを崩さないように出来るとよいですね。

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 風

海では海流、潮流などなどプールとは違い様々な流れがありますが、台風の凄さからもわかるように風によっておこる流れがわりとバカに出来ません。
ただ、この風による流れは海面近くの流れであり、下の方が意外に動いていない事はご存じでしょうか。
そう、ティーカップのふちから息をフーッと吹きかけたような、といったら判って頂きやすいかも知れません。
そして、この風の流れを少しでも味方につける為には、向かい風の時はキャッチで普段より少し深い位置の水を捉え、追い風の時は浅め位置で捉えることで風による流れを自分の優位なものに変える事が可能となります。
普段の練習もいつも同じ高さのプルだけではなく、色々な高さでのプルを試されてみては如何でしょうか。

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 ゴーグル

サポートをする事が多くなり気がついたのですが、レース中や海での練習中にゴーグルを外す人が多いのに驚いています。なんらかの理由でとれてしまうのならば兎も角、水に入ったら上がるまで自分からゴーグルを外すのは極力避けるべきでしょう。
ゴーグルは水中で一度外すと曇りやすくなります。そして不用意に外す事でゴーグルを波にさらわれる場合も出てきます。また、サポートしている側や、監視している側からは水中で自分からゴーグルを外している泳者はトラブルを抱えているようにも見えます。例えばプールのレースでスタート後に自分からゴーグルを外していたら審判はどう解釈するでしょう。海でも同じです。
外す理由を聞くと一様に見えにくいという答えが帰ってくるのですが、外す程に油やゴミ等が付着し、曇り止め効果は失われ悪循環となります。
また、外すのはゴーグルが合っていないか、劣化している場合も多いでしょう。自分にあったゴーグル(水が入りにくく、長く装着していてもはれたり痛みを感じないもの)を丹念に探すとともに、新品ではないが劣化していないものを用意する事をお進めします。

【ちなみに私は大会が近くなった時、練習用とは別に、体になじむ程度に使った水着とゴーグルを用意するようにしています。私が使ったゴーグルの中で一番目標を確認しやすい色はオレンジでしたが、どの色を選ぶかも案外重要なファクターだと思いますよ。ゴーグル選びも楽しんでみてくださいね。また外す癖がある人は、プールでの練習中でも練習が終わるまで外す回数を減らすようにするとすぐ直ると思います】

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