―朝食―
朝8時朝食、私はイギリスの朝食が口に合いません。リレーの時がそうでした。シリアル、ベーコンの焼いたの、ソーセージ、焼いたパンの上に乗った玉子、豆の煮たやつ、毎日毎日同じメニュー。日本にいる時、「私は朝食はいらない」と先生にお願いしていました。でも先生は、「別の物を用意できるか聞いてみる」と言い、メールでコンタクトを取ってくれていたのでした。
石井「キン、何なら良いんだ」
キン「トマトがあれば良いよ」
ダイアンさん(宿の奥さん)の返事では、「洋ナシ、トマト、バナナなどをミユキのために用意する」とありました。さあ、何が出てくるのだろう。
テーブルには最初にオレンジジュースが置いてあって、それからベリーさん(宿の旦那さん)が「コーヒー、または紅茶?」と聞いてきます。
キン「コーヒー」
石井「コーヒー」
コーヒーが出され、先生は隣のテーブルに置いてあるシリアルに牛乳、砂糖をかけ、ムシャムシャ食べています。それから大きいお皿に、私はマッシュルームの炒めたの、焼いたパンに目玉焼きが乗っているの、そして焼いたトマト。先生はそれに付け加わり、ソーセージの焼いたの、ベーコンがついています。
キン「焼いたトマトなんて食べたことが無い。それにマッシュルームも久しぶり」
一口食べてみる。旨い。二口目、非常に旨い。「ここの食事はなんておいしいんだろう」と感動していたら、ベリーさんが「トースト?」と聞いてきます。かなりお腹はいっぱいなのに、焼いたパンがまた出てきてバターを塗って食べました。そしてまだあるのだ!
それはフルーツ。どこのテーブルにも無い、私だけに用意されたフルーツ。リンゴにバナナ、最高においしい食事でした。8時から食べに行ったのに、食べ終わるのはいつも9時。それだけ食べるのに時間が掛かったのです。
―予定―
今日のドーバーでやること。1時間泳ぐ。銀行で両替(先生の持っているT/Cをキャッシュに替える)。買い物。洗濯です。あとはシャワー・ルームにはバスタブはあるものの、バスタブの栓が無かったので本番のドーバーを泳いだあと、暖まりたいから栓をダイアンさんに用意してもらう(多分水を大切にしているから栓はわざとはずしていると思います)ことです。
―ビーチ―
キン「ダイアンさんにいらないペットボトルがあったら用意してもらって」
と先生に頼みました。
ペットボトルにお湯を入れておき、海から上がったらそれで頭からかぶるのです。
石井「分かった」
そしてCS&PFに、「ここのゲスト・ハウスに私たちが到着していることを電話連絡して欲しい」とも頼みました。気を良く彼女は動いてくれ、とても良い人です。
ペットボトルにシャワー・ルームでお湯を入れてビーチに行きますと、ボランティアのフレッドさんに会いました。先生とは顔見知りです。英語でペラペラしゃべっており、私は泳ぎ始めました。
いつもお世話になって、魂の入っている中沢先生にもらった"耳栓"を着け、先生の水温計を持って海へと入って行きました。
水温17.5℃、とても気持ちが良い。左の方へ泳ぎ、また先生のいるビーチ迄泳ぎ、今度は右の方へ、往復してみました。海水はあまりきれいではありませんが、またもやドーバーで泳ぐことが出来るという嬉しさは隠すことが出来ません。1時間程泳ぎ、私が上がるのが分かると先生はサンダルとお湯、暖かい紅茶を持って水際まで迎えに来てくれます。私は「楽しかった」と告げ、先生の行為に甘えますが、この時の泳ぎはあまりキックは打っていません。
周りを見ると6人グループがいます。たぶんリレーのチームです。「2年前の私はあの中にいたんだなぁ」と思い起こし、ここまで来た私が、今ここにいることに不思議な感じがしました。
ドーバーのビーチには「海の家」がありません。ここでは「何処でも更衣室」が出来る人のみ海水浴を楽しむことが出来ます。周りを見れば年配の方が上手に着替えてひなたぼっこしたり、泳いだりを楽しんでいます。若者が負けそうになるくらい元気が溢れ、私も皆の更衣を見ながら平気で「何処でも更衣室」が出来るようになりました。日本に帰って出来るかは心配ですが。
―エイト・ベル(パブ・レストラン)―
ビーチでの練習の帰り際に両替を済ませ、買い物がてら、昼食は得意のエイト・ベルに行きました。ポテトや野菜が大好きな私ですが、食べきれないぐらいの量なので、一人分が二人分となってしまいます。もちろんビールは得意のステラです。
先生はパンツを日本に忘れてきたらしく、今朝は「代わりに海水パンツをはいておきな」と言っておきました。エイト・ベルの帰りにマーケットに寄ると、パンツがあった、あった。ああ良かった。
―洗濯物―
7月18日から城ヶ島に行っていましたので、22日までの洗濯物がたくさんたまりました。先生の洗濯物といっしょにコイン・ランドリーに行きます。ここは水を大切にしているのか、日本とは大違いで洗濯物に比べると水の割合が断然少ない。これで綺麗になるのか不思議な洗濯機です。
洗濯が終わるまで少し散歩をし、洗濯物を乾燥機へ。何だか疲れているのか、乾燥を待つ間私はテーブルの上に手を伸ばし寝てしまいました。
―夜ご飯―
今日の夜ご飯は先生とも相談し、私が持ってきた日本食(フリーズドライ)を食べようとなりました。でもビールがありません。眠かったのも忘れ、ステラとサンドイッチと水を買ってゲスト・ハウスに戻りました。するとダイアンさんから「明日、10時にビーチに行くように」と指示をされ、私たちは「いよいよ始まった」と意識し始めました。
ステラを飲みながら日本食「白めし」に湯を入れ、待つこと30分。
キン「先生、カツ丼、玉子丼、中華丼、何が食べたい」
石井「カツ丼」
キン「カツ丼はすぐ出来るから、もう少し待っててネ」
この丼の具もフリーズドライで出来ており、水か湯を入れて少し待てば出来上がります。
キン「先生のカツ丼が出来た」
石井「うまい、うまい」
キン「良かった。これ、家で食べてると"宇宙食"って言われるんだ」
やっぱりこういう食べ物は研究されて、味付けされているみたいです。