7月24日午前2時起床。あわただしい「ドーバー2Way泳」が決まったせいか、よく眠れなかった。非常に眠い。眠い眼を擦りながら宿客を起さないようにそっと外に出た。夏とは言えドーバーほど北によると外が"暑い"とは言えない。むしろ手荷物が多いので防寒用のコートを着ているが、それでも"暑い"とは言えないほどだ。
予約していたタクシーが滑らかに我々が待っている宿の前に止まる。ドライバーが我々の荷物をトランクに放り込んでくれた。「サンキュー」とお礼を言って行き先の「ハーバー・オフィース」を述べるとそこから先の言葉が出てこない。すでに緊張しているのだ。いつも私は海に出る前はこうなる。数知れず準備はしてきたつもりだが、何故か不安が付き纏う。いったいいつになったらこのような胸の動揺が無くなるのだろう。"ときめき"ならば嬉しいのだが、重苦しい胸の動揺はストレスになる。海に出てしまえば治まるのだが・・・。