・・・2002/06/02
しかし、初めてシーカヤックマラソンに出場しようと決めてから1〜2ヶ月。ここまで漕げるようになるとは・・・、多分それ以前からもガンガンに漕ぎまくるメンバー(小方さんや青木さんご兄弟)や、また師匠の良きアドバイスに恵まれたからなのだろう。
新しい艇でここまで来れなかったのは残念だが、十分満足のいく順位で折り返せた。
折り返した後は前方の今来た雲見崎を目指すのだが、前の艇を見ると今度は皆岸よりを漕いでいる。風と波は変わらず左後方から、どう考えても雲見崎の手前で左から風や波を受けながら漕がなくてはいけなくなる。
いずれにせよ雲見崎にはもう近づきたくないので、沖に艇を出して風に押されながら雲見崎を越えようと考え漕ぎ始めた頃、レスキュー班でサポートしている弓ヶ浜カヌースクールの塩島さんを見つける。艇も私と同じシーフォックス。
(南伊豆で活躍される塩島さん。HPでもこの日は大うねりとあったので、やはり普段よりは大きかったのだろう)
漕ぎながら挨拶をすると「雲見に向けてちょっと沖出しした方が良いかな」とアドバイス。
益々自信を持って沖出し・・・出しすぎたかもしれない。ただ遙か前方にやはり2艇、沖出ししている艇があった。
調子に乗って漕いでいると、指がパンパンになってきた。「こりゃ指が太くなるわ」と思い漕いでいると今度は後の方でザバッ・・・波が崩れる音がする・・・。波の動きは早く、カヤックが追いつけない位のスピードで追い越して行く。今は後から崩れる波の中では漕ぎたくない、時々後を振り返る。
雲見崎に近づいてきた頃、先程沖出ししていた2艇のうち1艇に段々と追い付き雲見崎あたりで陸側をジワジワと追い越す。
そして、いつも右の方にいた青い艇が前方に来る。必死にダッシュすれば追い付きそうな距離なのだが、ゴールまでまだかなりある為、自分のペースを保つ、離されるでもなく縮まるでもなく漕いでいると、じっとり蒸し暑さを感じた。
雲見から黒崎へ向かう間、丁度風と同じ向き同じ早さだったのだろう、全く風を感じなかった。
うねりも無くなり体全体で伸び伸びと漕ぎだせた頃、すきあらば追い越そうとペースを上げ、いよいよ最後の岩地海岸へ入る岬をまわる。海岸が見えてからはダッシュ・・・。
だが距離は思うように縮まらない。向こうも最後の踏ん張りなのだろう。
海岸からはゴールの選手についてアナウンスする声が聞こえていた。(目立ちたければこの辺でわざと沈し、ロールで起き上がるのが有効かも知れない、ただしうしろに選手がいなければの話だが・・・)
結局ゴールまで追い越せなかったが、最後のダッシュで力も出し切りゴール。気分もスッキリ。感激と共にその選手と握手、レース全般を通して同じ感覚を共有出来たであろう事が嬉しかった。
トップ選手の軽快な漕ぎ
かなり健闘した小方さんのゴール
最後のダッシュ!


ゴールした艇はほぼ順番に並べられている。この写真の奥の方が早い順位の艇で、やはり細くて長い艇が多い。

女子でトップに入って来たのは、前日下見で漕いでいる時も気さくに話しかけてくれた日本語が上手な青い目(たぶん)の女性だった。